(出典 geitopi.com)



1 砂漠のマスカレード ★ :2020/01/17(金) 08:23:46 ID:xKwWLeHM9.net

2011年に芸能界を退いたレジェンド・島田紳助さんが1月13日、歌手・タレントのmisonoによるYouTubeチャンネル「misono ch」の動画にゲスト出演。トップアイドル&俳優の山下智久は1月11日、ファンだと公言していたフィッシャーズの豪華「鬼ごっこ」動画にサプライズ出演するなど、YouTubeの動画に大物有名人が続々ゲスト出演している。GACKTやローラを始め、新年から芸能人のYouTuberデビューが相次いでいるが、よりカジュアルな「ゲスト出演」は、今後も加速していきそうだ。

フィッシャーズの動画『【100分間】日本の王者たちvsシルクロードで本気で鬼ごっこした結果!?【フィッシャーズ】』には、無人の学校校舎を舞台に、ヒカキン、はじめしゃちょーといった人気YouTuberや、SixTONESの高地優吾(「高」の正式表記は「はしごだか」)、Snow Manの向井康二、モノマネタレントのコロッケ、FUJIWARAの藤本敏史など、多彩なメンバーが出演。「鬼」役として登場した山下は、日頃からチェックしているトップナイフ の動画に出演できたためか、「昨日、ワクワクして寝られなかった」と言い、楽し気にターゲットを追い詰めていた。

また、同じく1月11日には、“時給日本一のYouTuber”を自称するラファエルの動画に、歌手の藤井フミヤが登場。以前動画の中で、ラファエルが藤井の代表曲『TRUE LOVE』を口ずさんだところ、たまたま藤井の関係者がその動画を見つけてたことが縁となり、出演が実現したのだという。なおラファエルのチャンネルには、昨年1年だけを切り取ってみても、ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEのボーカリスト・数原龍友、元欅坂46の今泉佑唯、石田純一、芸人のはなわなど、多彩な芸能人がゲスト出演している。

チャンネル登録者数が350万人を超えるヒカルは昨年12月、「日本一好きな俳優」として敬愛する藤原竜也と、夢の共演を果たした。藤原がヒカルの動画に出演するのは、これで2度目。1回目は昨年7月公開の映画『Diner ダイナー』のプロモーションも兼ねたインタビュー動画だったのだが、この2回目の共演では、藤原の代表作『カイジ 人生逆転ゲーム』に登場する競技「Eカード」で対戦。ただの告知ではなく、ギャンブル好きの藤原に競馬の予想をさせ、実際に1000万円を賭けるなど、YouTuber的な企画に巻き込んでいたのが印象的だった。

あるいは、釣り系人気YouTuberグループ「釣りよかでしょう。」の動画には、葉加瀬太郎や尾野真千子が度々登場し、リラックスした表情を見せている。吉沢亮も大ファンだというラーメンYouTuber、SUSURUの動画には、そもそも吉沢に動画を紹介したという柄本佑が出演するなど、大物芸能人の出演は枚挙にいとまがない。

そんな中で忘れてはいけないのは、タレントのYouTuberデビューというトレンドを作ったとも言える、“YouTuberカジサック”ことキングコングの梶原雄太だ。梶原は2018年10月に「2019年末までにチャンネル登録者数100万人突破しなければ芸能界引退」という悲壮な覚悟を持ってこの業界に飛び込んだ。それ以来、ナインティナインの岡村隆史、極楽とんぼの加藤浩次、オール巨人など、数々の大物芸人をゲストに迎え、“YouTubeデビュー”させることに成功。こうしたカジサックの働きかけによって、ネームバリューのあるタレントがYouTuberの動画に出演するハードルは確実に下がったと言える。

すでに抜群の知名度を誇る芸能人が、YouTuberの動画に出演するメリットはどこにあるか。まず、トレンドの発信源としてのYouTubeに関心を持つのは自然なことで、ミリオン再生が珍しくないトップYouTuberの動画に出演することには、これまでのファン層とはまた別の大きな広がりを生む可能性がある。また、テレビなどと比較すれば制約が少なく、自由な表現がしやすいことも、特に“大物”にとってはメリットと言えるかもしれない。

何より、山下智久のように、「そのクリエイターが好きだから」という理由でコラボするケースも多く、こうした動画では、普段は憧れられる側のスターがはしゃいでいる様子がファンにとっては新鮮であり、またYouTuberサイドから見ればチャンネルの格が上がるという、「タレント・YouTuber・それぞれのファン」の誰もが幸せになる取り組みだと言えるだろう。今後もあっと驚くような有名人が、ナチュラルにフィッシャーズやラファエルの横にいる、というサムネイルを、YouTube上でしばしば見かけることになるに違いない。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200117-00010005-realsound-ent
1/17(金) 7:52配信